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9/9(土)大岳,白桧岳,五色山,山部さんと 山部さんと大岳から白桧岳の尾根を歩いて見ようということになった。1週間前にメールをして9/9に可能であろうとなった。木曜日に山部さんから行くことで決定と知らせがあった。ルートは白桧岳からカールに抜けることで合意した。白根隠の尾根を降るのも良かったが,山部さんは白桧岳と白根の鞍部に向かいたいようだったのでOKとした。どうも山部さんは県境を全て踏破したいようだ。時間は金曜日の0時に山部さん宅に行くことで決まった。コンビニで朝食と昼食を買って梨を剥いたりしてもらって,用意終了,9時からルパン3世のテレビなど見て過ごし,10時半に出発した。バイクに乗るのも3週間ぶりぐらいか。山部さん宅まで順調に走り,11:50ごろには到着。オーバーズボンを脱いで,ワーゲンに同乗する。 途中でコンビニによって,山部さんは地図をコピーして出発。壬生あたりで雨が降っていたが,鹿沼につくころには小降りになった。鹿沼から東北道にのり,日光有料道路に入り,いろは坂を上がって,中禅寺湖に着く。いろは坂を上るあたりから,山部さんは疲れが出て居眠り運転が出る。しかし,私が変わるわけにも行かず,何とか丸山を過ぎた。このあたりは鹿が道路周辺にたむろしていた。戦場ゲ原につくころには眠気も治まったようで,無事赤沼駐車場に到着。バス停でバスの時刻が4時であることを調べて,くるまで仮眠に入った。駐車場には車が4,5台止まっていた。多分バスに乗って小田代ゲ原に写真を撮りに行く人たちだろう。山部さんはすぐに寝てしまった。私は何時も寝つきが悪く,うつらうつらして30分は過ぎただろう。その後は寝入ったようで次に起きたのは山部さんで3時半であった。山部さんはバス停に行って時間を調べてきた。バスは4時半だそうで,バスの運転手がきたそうだ。車も少し増えた。4時までうつらうつらして、やっとこ目を開け,仕度した。 リュックを出し,バスに乗り込んだ。既に10人ぐらいは乗っている。カメラや三脚を持った人たちで,我々より着込んでいる。早朝にじっと原で日の出を待つので寒いのだろうな。山部さんは短パンの上に,雨具を着ているが,多分歩き出したら脱ぐだろう。私も、下は長ズボンだが,上は半そでTシャツ1枚である。数人が更に乗り込んできて4時半に出発した。真っ暗な国道を少し走って,すぐに戦場ゲ原のゲートに曲った。ゲートは自動的に開いて,入る。通過すると自動的に閉まる。後はゆっくりハイブリッドバスは小田代ゲ原まで走る。4時20分には到着。我々以外は全員小田代ゲ原に向かって行った。我々は弓張峠を目指して歩き出した。峠でショートカットして,外山沢のわきを歩く頃には,すっかり明るくなってきた。 約40分かかって,西の湖入口に到着。ここから柳沢林道に向かう。10分で林道分岐に到着。林道に入って,柳沢川にそうあたりに出て、大岳の入口を探すように歩く。道脇にはシロヨメナが咲いている。宿堂坊山の南東尾根が見えるあたりで休憩した。山部さんは短パンになった。尾根を探して更に上流を目指す。古くなったカーブミラーを左に見て右手の崖の手前が尾根の取り付きのようにも見えるが,どうも宿堂坊山の尾根の位置が遠すぎる。まだ,宿堂坊の南東尾根の取り付きの堰の手前なので,地図で見ると手前過ぎる。堰を過ぎて一つ目の尾根に下にきた。ここが登り口であろう。 尾根の先端の高見に向かって緩く右に上がっていく鹿の踏み跡が見える。林道の更に先を見るが右側は崖が続いている。まあここに間違いはないようだが,以前山部さんが取り付いたところは落石注意の道標があったそうだがここにはない。少し上にあがってみる事にした。高見に上がると,尾根は東方向に向かっているように見える。大岳の尾根はまっすぐ北に向かっているはずなのでこれは違うかもと思いつつ,上がってみることにした。 上を見通せるところまで,あえいで登るとその先にまっすぐ尾根は上がっていたのでここに間違いないと確認した。さてこの尾根は鹿のと思われる踏み跡がくっきり付いている。相当たくさんの鹿が使っていると思われる。登っていると案の定,鹿のキーんという警戒の泣き声がする。急傾斜をあえぎながらゆっくり登ると赤い布も見えた。やがて1600mのこぶの下にやってきた。この上はシャクナゲ藪があるはずだが、鹿道は斜面をトラバースして、こぶの上を避けていく。それにのり、尾根へ出ると、見事にシャクナゲ藪は回避した。更に東方向からくる尾根に向かって緩くトラバースして,急傾斜の尾根へは鹿は向かっていない、我々も鹿に見習うってトラバースすると右方向から尾根をあわせた。この尾根に向かって少し左に向きを修正して上ると,徐々に傾斜はきつくなり,右方向からガレ場が近づいてくる。小さなざれ場を一旦渡ったが、またその先で,左の尾根にガレ場を渡り岩交じりの尾根に取り付く。木を掴みながらよじ登ると,やがて左から上がってきた尾根をあわせて,一旦平坦になる。栂の間を緩く登って急登を少しこなすといよいよ,大岳の山頂の南端に到達。このあたりはダケカンバの巨木があり、横に根張りをまたいで3つぐらいいくと見覚えのある山頂に到達した。 ここはダケカンバの根張りの陰に三角点が隠れていて山名板も木に取り付けられていない。三角点の脇に栃木の山紀行さんの名ばんが置いてあった。それを山部さんは落ちていた針金で木に結わえた。山部さんの山名板はどこかに行ってしまってない。山頂で写真を取り合い,おなかに朝食の一部を納めていよいよ未知の尾根に歩き出す。先ずは山頂を北東に少し進み一旦降って東からの尾根を合わせてその尾根の延長を捉えることだ。すぐにシャクナゲとつがの混合藪に入り,方向を見ながら先に進む。鹿道はどこかに消えてしまったと見ると,もっと東側の斜面を通っていてそこは藪が少ない。早速そちらに向かい左からの尾根をあわせる。その先は1991m峰間では一直線だ。尾根上はシャクナゲ藪があり、少し右か左の避けた斜面に鹿道はある。我々も斜面上部は避け,なるべく鹿道を探しながら登る。すなわち山部さんいわく,鹿の気持ちになってルートを探せばおのずと道は開ける。けだし名言である。徐々に高度を上げると尾根が広がってくる。シャクナゲ藪がありそうなピークに出た。1991m峰に着いたようだ。ここの隙間から錫ゲ岳が初めて見える。 山部さんが写真を撮っているので私も今日2度目のカメラを出す。少し食べてまた登り始めると,すぐに展望台に出る。錫ゲ岳が素晴らしい。柳沢林道の終点も見える。ここでも写真を撮り,先に向かう広くなって緩やかになった。少し右に進路を修正する。ここは降ってくると地図で確認しないと,赤岩滝に下りてしまうだろうなという場所だ。右の方へ修正しながら登ると勾配が出てくる。右側は徐々に開けてきた.後を振り返ると,中禅寺湖が見える。しかしまだ中禅寺湖の向こう側の男体山はガスの中だ。でも黒桧岳やシゲト山の稜線はまるで平坦にしか見えず、何処がシゲト山か判別できない。社山は少しとがっているので探し易い。西の湖はここからは見えない。 更に登って行くと左に尾根が現れて尾根が2重になっている。向こうの方が歩きやすそうに見える。こちらは木の根が出て歩きにくい。やがて尾根が笹に覆われるころになると前から時たまちらちら見えていた白桧岳の笹原がはっきりと見えるようになり後ろを振り返ると男体山はいつの間に姿をあらわしていて,西の湖も中禅寺湖の右側にかすかに見える。しかしガスが上がるスピードは速くあっという間に、男体山は見えなくなっていく。白根隠山に向かう尾根はこちらより高い。山部さんは登りの途中で木にくくり付けられたスパッツを見つけた。スパっツを落としていった人は誰だろう。木にくくりつけたのは上三川のHさんと後で掲示板の書き込みでわかった。だんだん急傾斜になる笹原を鹿道を辿りながら,休み休み登る.白桧岳の笹原は大分近づいた。鹿はこの県境稜線の笹原を目指してくるのだろうな。 そのうちに県境稜線上に観音様に似た枯木が見えるようになる。 近づくとあまり似てないが。 なかなか稜線に着かないが何とかたどり着いて,大休止.県境稜線上には目印の板が打ち付けられた木が見える。今までは殆ど目印がなかったので賑やかに感じる。水を飲んだり食べたりして,英気を養う。十分休んだので出発した。稜線上の踏み跡はさすが人間が作っただけあって、笹の中に木や石は殆ど隠れていないので歩きやすい。やはり鹿道は鹿にはいいが我々には歩きにくいトレースだった。やがて後を振り返ると、錫ゲ岳がガスの中に山頂を覆われて見えた。 やがて白桧岳の山頂に到着した。 ここは山頂というより,平坦な原だ。山名板が5つ以上ある。山部さんは先々週に来て書き込んだのを写真に収めている。私は栃木の山紀行のを撮った。ここで少し休んで、次は県境を白根との鞍部に降ることにした。最初は尾根がわかりにくいが、徐々に狭まってきて傾斜も急になるが、カモシカのだろうか踏み跡が斜面につづれ折につけられている。それを慎重に降り鞍部に降り立った。群馬側は窪地になっている。白根の県境側は急傾斜になっていて登る気がしない。山部さんも疲れているので登るのは諦めたようだ。 そこでカールに向かって降っていくことにした。カールへは歩きやすい。やがてすり鉢のへりに出た。すり鉢の向こう側の白根隠山の岸壁が圧倒的な迫力で迫る。底に向かって草原を降る。底には大岩がいくつかあって,そこで山部さんの姿を入れて写真を撮った。 カールの底は砂地っぽい。第1のカールを通り,第2のカールの底で昼食にした.山部さんが持ってきた梅酒で乾杯しておにぎりやパンを食べる。梨も食べ尽くす。カールの底から白根隠山の斜面にはダケカンバの紅葉が始まって、少し黄色味がかかっていた。お酒を飲んでやはりだるくなってしまった。なかなか歩き出す気にならなかった,歩き出しても、息切れして上りは辛い。避難小屋に向かってかなり斜面を登らなければならないが、思ったようには勧めない。 それでも避難小屋に向かう平坦地に上がってしまうと少し楽になった。平坦地を進むと上の方では白根山から降りてくる人の人影が見える。やがて道標のたつ分岐点に着くと鹿が昼食中であってかなりそばまで行かないと逃げなかった。山部さんは何枚も鹿を写していた。 山部さんが写した鹿 鹿が逃げた行ってしまって更に進むと避難小屋に到着した。今日はここから前白根山に向かわないで五色沼を通って五色山に登り中曽根を降りることにした。 避難小屋の前には人が3人出ていてなにやら怪我の包帯を巻いているようだった。小屋の中にも人はまだ他にいるようだった。避難小屋からは前白根に向かわず五色沼に降りていくことにしただらだら樹林帯の中を降っていくと又一匹鹿が草をはんでいた。 やはり食事中なのか,傍に行くまで逃げない。やがて沼のほとりに出た。沼の水は少ないらしい。いつもはもっと沼は広いのだそうだ。以前この沼に来たことはあるのだろうが良く覚えていない。菅沼から来た時だろうか。沼の周りに人はいない。左の上を見上げれば白根山が青空に岸壁を前にせり出し威圧的にそそり立っている。この沼には白根が写って逆さ白根が見えるのだろうか。沼の西側を半周たどって,五色山と,阿弥陀池の分岐についた。 少し休んでいると、避難小屋方面から3人がやってきた、水場方面からも2人きている。ここから五色山まで200m近く上がらなければならない。まだ昼のお酒の影響が残って登りはつらいだろうな。20〜30m登っては休みして、座禅山からの道とあわせた。ここは右側は白根葵の群落地で鹿の食害から守るために猿の防御柵と同じ高圧電流の流れる電線が張り巡らせてある。 座禅山方面から女性が3人上ってきた。少し彼女達と話したので,息が整った。山部さんは山部藪人の名刺を渡していた。HPを見て貰う為だそうだ。電線に沿って登ると、電線がかすかにぱちぱち鳴っている音が聞こえる。何ボルトぐらいなのだろうか?触ると感電しそうだ。やがて平坦になり,上から数人の人が降りてきた。最初の3人のあと、マラソンをやりそうなカッコの人が1人。山部さんが先週白根で会った山岳マラソンを目指す人だろうか?その他2人降りてきた.やはり白根は人が多い。それに引き換え、大岳からの尾根や県境稜線は人に会わなかった。五色山山頂に到着。道標のある分岐点は五色沼が見えないので少し前白根側に進んで,五色沼を見下ろす。 沼に白根が写っているが,全貌が写っているわけではないのと逆光が激しく、デジカメのモニター画面が見えないので適当にシャッターを押しといたら,やはり白根の上が切れてしまった。 ここには、下野,上野と裏表に彫ってある標石が置いてあるのと、ケルンが詰まれてあった。写真をとり終わって分岐に戻ると,先ほどの女性3人組が到着していた。山部さんが凍らした水を1本あげたようで、盛んにおいしいと言っていた。さて我々が先に国境平を目指して出発した。凡そ20分降ってもまだ着かない、山部さんがおかしいといってGPSを調べている間に女性3人組みに追い抜かれた。もうちょっと先と確認して,降る。凡そ10分で国境平分岐に到着。ここから左は金精山へ向かっているはずだが、うろ覚えにしか記憶にない。休まず右折して少し登り返すと降りの尾根に乗る。ここから登りはなくなり,急降下に次ぐ急降下になる。どんどん降るも先を行く女性達には追いつかない。相当早いスピードで降りているのだろう。彼女達が少し休んでいるところで、やっと追いついた。しかし少し先で我々が休んでいるところで又、追い抜かれた。水を飲み,降りの疲れを癒して出発。 いつ終わるともしれない急降下だ。道はえぐれ、所々は深い穴になっていて木の根や草につかまって降りるしかないところもある。暗い樹林帯に入り、降りにうんざりするころになってやっと,勾配が緩やかになる沢沿いに出た。先ほどから金精道路を上がっていくのかバイクの爆音が聞こえている。すぐ傍に道路があるのだろうが、樹林に囲まれて全く見えない。 先ほど追い抜いた女性達もやってきた。あとはゆっくり平坦になった道を湯元まで歩くだけ。樹林帯の中を凡そ15分も歩いただろうか,突然林道に出た。出口は以前と印象が違っていた。少し先へ行くと前の登山口があってそこには大きな日光白根山と書いた標識がたっていた。 後は5人でゆっくりしゃべりながら降る、やがて道路は舗装路となり湯元の温泉街に出た。女性達は長野の人で今日の午前2時に出発して7時に湯元に到着して、そこから前白根経由で白根山を登ってきたそうだ。彼女達も相当な長丁場である。4時半に湯元の駐車場に到着した。 明日は男体山に登るので今日は丸山のペンションに泊まるという彼女達の車に乗せていって下さるとのことなのでありがたく好意に甘えた。赤沼まで送ってもらい、彼女達が泊まる丸沼まで先導していった。彼女達と別れて、清滝にある八潮の湯につかり,眠くなったのを我慢して山部さん宅に出発した。オーバズボンとジャケットを着て自宅に向けて出発。最初は小雨がちらついていたがそれもじきにやみ、無事8:30に自宅に戻った。今日は鹿又岳以来の充実の山行であった。 9/8(金) 10:30家→12:00山部さん宅着 山部さん宅発(0:00)==鹿沼IC・清滝IC==赤沼(2:00-4:30)=(バス)=小田代(4:40)−−西の湖入口(5:25)−−大岳取付(6:05)−−大岳(7:35-55)−−1919m峰(8:40)−−2020m付近赤岩沢側薙上部(9:00)−−2190m付近ツメタ沢側薙上部(10:00)−−県境尾根2020m峰(10:50)−−白桧岳(11:20-25)−−白根山と白桧岳の鞍部(11:50-55)−−カール(12:00-40)−−避難小屋(12:55)−−五色沼(13:10)−−五色沼・山・池分岐道標(13:18)−−五色山西・沼池山分岐・県境(13:40)−−五色山(14:15-20)−−国境平(14:45)−−湯元(15:55)==赤沼(16:20)==やしおの湯(清滝)==清滝IC・鹿沼IC==7:00山部さん宅→8:30家 |
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