きままなノラの山歩き

アクセスカウンタ

help リーダーに追加 RSS 2005/7/23(土)柳沢林道ー2077m峰ー錫ゲ岳

<<   作成日時 : 2007/06/25 23:07   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

前日は北山の会で太郎山に登った。泊まりは竜頭の滝山の家に宿泊した。明けて待望の錫ゲ岳に柳沢林道から山部ルートで出かけた。山の家を5:15に見送られて出発.赤沼茶屋へ無公害バスに乗る為に向かった。
赤沼茶屋の駐車場は既に1/3が車で埋まっていた。無公害バスに乗るのは始めてで,どんな音がするのか気になるところだ。赤沼茶屋でやってきたバスに乗り込んだら,山に行く格好の3人だけの乗客だった。5時半にバスは出発。小田代ゲ原を通って西の湖入り口まで行く。バスはディーゼルハイブリッドバスで大きな音はせず,走っている時もアイドリング状態よりも少し回転が上がったような音で静かである。戦場ゲ原入り口のフェンスは自動開閉であり,バスが近づくと,開いて通過すると閉じるようになっていた。脇は自転車が通れる程度に空いている。小田代ゲ原手前で自転車の人を追い越したら,自転車の人はTさんだった。小田代ゲ原では写真撮影の人が5,6人撮影ポイントにカメラを構えていた。貴婦人を撮ろうとしているのだろう。小田代ゲ原からバスは弓張峠を越え降って行き,西の湖入り口に到着する。
ここで乗客は3人とも降りた。さてお互いに何処へ登るのか聞きあったら何と錫ゲ岳であった。早速出発した.最初は一緒に歩いていたが,2人が用足しで遅れはじめ,柳沢林道入り口では100mぐらい差ができた。更に柳沢林道を進むにつれその差は開き,川渡渉地点では時間にして15分近くもついてしまった。林道を歩くのは去年の大岳以来である。つづれ登り1回後5分で渡渉地点に到着した。渡渉地点の上流20m上には橋が掛かっていたのだろうが,氾濫で流されてそのままとなったのだろう,橋がかかっていたと思われる場所も倒壊が激しく殆ど判別がつかない。H鋼と枯木が渡してある渡渉地点は4つんばいになって渡り,対岸の林道分岐で朝食を食べながら2人が到着するのを待った。
画像

凡そ15分後にやってきた彼らは枯木を拾い。川の中に杖を付いて,沢を渡って林道分岐にこないでそのまま,まっ直ぐ林道への崖を攀じ登って行ってしまった。こちらも出発と,赤岩滝方面へ沢沿いに向う。沢の右岸を木につけられた,オリエンテーリングの赤色,あるいは赤と黄色のクロス模様プレートの目印を確認しながら上流に向う。やがて沢が北西から西方向に屈曲する手前から左側に尾根が始まる。この尾根は見送り,赤岩滝分岐まで沢沿いに進む。滝方向は分岐で沢を渡って左岸に行ってしまう沢にはトラロープが渡してあった。分岐から更に沢沿いに進み,崖が迫るところで,高巻きする。気が付いたら目印プレートは全くなくなったので,赤岩滝へ向う為のものだったのがわかる。更に沢沿いに進もうとするが,危険なので左岸の斜面に取り付き,無理やり尾根上に上がる。
尾根上は広い大地で沢沿いに歩いているときは,地図には記されていても現実に見つけられなかったところなので安心する。広い台地を沢沿いに進むと一旦窪地に出る。左方向から緩い尾根が降ってきており取り付きの木には黄色テープが巻かれていた。沢沿いの右方向にもう一つの尾根が見られ,そちらが山部ルートと思われた。こちらには赤テープも赤布もない。尾根に上がると,直ぐにシャクナゲ藪が待っている。突破すると更につつじの密な藪が待っている。あまり右に行くと沢の崖でシャクナゲ枝の上でしょうがなく,左側によりながら藪を無理やり乗り越える。凡そ10mで藪は終わり,普通の潅木がまばらに生える尾根に戻る。尾根上に赤テープの類はない。以後は時たま現れるシャクナゲ藪を左側の鹿道で避けて登る。尾根の中間辺りで真新しいsilvaコンパスが落ちているのを見つけて拾った。やがて,上のほうに茶色い地崩れが横に走っている景色が見え出し,あれが柳沢林道の終点かと登って行くと最後の密藪に入り込む。これは避けようがなく仕方なく突破して登ると,白砂が露出する林道の跡に出る。
正面には10m程の倒木が崖の手前に立っている。帰りのことを考え景色をよく記憶しておく。林道を西方向に行くと150mほどで終点である。そこには木に赤色プレートが打ち付けてあった。さてここから何処へ向うか,1848m峰に向って笹の中を登り,山頂から西の鞍部へ降ると,再び赤プレートが見つかる。どうも遠回りをしたようで,踏み跡は1848m峰の北側を巻いているようだ。鞍部からは県境尾根に向って広い展望が広がる,鞍部で方向を確認し笹原に入る。笹原の中を赤テープを気をつけながら緩く登りやがて樹林帯に入る。樹林帯には赤プレートが点々と打ち付けられ,笹藪になってもプレートを確認しながら上っていける。少し急登し,又平になった尾根を歩く。ここで10分ほど休憩した。笹が少なくなり県境尾根に向って急登して最後にシャクナゲ藪に突っ込むと直ぐに尾根上に飛び出す。
画像

そこは2077m峰で270度の展望があり,特に群馬側は緑のじゅうたんが斜面に沿って延々と下がっていくのが見え,思わず腰を降ろして景色に見とれる。ここで凡そ10分ほどこれから辿る北側の錫ケ岳方面と,後ろ側の宿堂坊山方面をかわるがわる眺めて,疲れを癒す。
画像

錫ゲ岳はガスの中に山頂部が時たま隠れるが,山頂付近は笹原のよう二見える。気をとりなおし,県境尾根を少し降って,ダケカンバ林を登り,左側は栂の幼木が密に生え右側は笹の下草に広葉樹がまばらに生える尾根を登っていく。やがて錫の水場へ15分のプレートを見る。水はたくさんあるのでそのまま登り続ける。笹が踏み跡を隠すようになると,倒木が中に隠れていて何度か脛を打ち付ける。時たま前方を鹿が逃げ去っていくのが見える。
錫ゲ岳手前の2240m峰との鞍部でズボンの濡れがひどいのでカッパの下だけ着る。一旦胸までの笹中に突入するが直ぐになくなり,またもや樹林帯の登り,錫ゲ岳への最後の急登と思いがんばる。樹林帯が切れると笹原の急登が待っている。時たま大きな段差があり笹に捉まって登る。ピンクリボンの下に踏み跡が隠れているのではずさずに登る。山頂と思ったピークは違い,更に奥に樹林帯を100mほど緩く登ったところが山頂であった。
画像

山頂には御料局の三角点がありその南側の木に黒羽山岳会,栃木の山紀行,明大の3つの山名板がつけてあった。
画像

山部プレートはなくなっている。以前の報告にもなくなっているというのを思い出した。三等三角点は2m西側の笹の中にあった。山頂に展望はなく,山名板の写真を撮って山頂と勘違いしたピークに戻る。そのピークも腰を降ろせないので,
画像

傍の笹原の県境尾根を見渡せる斜面に戻り,ここで昼食を食べて,朝に分かれた2人がどの辺りを登っているのか,探したが見つけられなかった。20分ほど休み、ガスが増えてきたので下り始める。下降はプレートを見失わないように,それと笹原に隠れている倒木に足をぶつけないようにして降る。約30分ほど降った2240m峰の先で2人に出会った。林道はつまらなかったと言っていた。柳沢川への降り道を教えて,別れる。あとは2077m峰の手前のダケカンバ林まで一気に降り,2077m峰手前の鞍部でカッパを脱ぎ,2077mに登り返して小休止。
2077m峰は西側から吹き上がる風によって木が育つのが妨げられているので西側斜面は,ハイマツ帯になっていると想像した。朝方よりガスが増えて展望が少なくなっている。宿堂坊方面も錫ゲ岳も次々と現れる雲に隠され全容が中々見えない。
水を飲んで,出発。3mのシャクナゲ藪に突入して出るとくだり斜面,プレートが見えるまで降る。どうも2077m峰周辺はプレートの示すルートは2077m峰の北側直下を巻いているようだ。緩い降りの尾根をどんどん降る。プレートがあるので,登りで見ていた地図は殆ど見ないで降れる。一旦笹の中を急下降して,笹原を越えると,1848m峰手前の鞍部に出る。ここまでくれば赤岩沢まで30分である。
ここで小休止,錫が岳を見上げ,水を飲み,パンを食べ,1848峰の北西側を巻いて,林道終点に出る。一旦林道を150mほど歩いて,山部ルートの取り付きに出る。ここに石でケルンを積み上げ降ってきた人の目印にする。取り付きのシャクナゲ藪を突破して,尾根にのる。降りは尾根の右側をトラバース気味に歩き藪を殆ど避ける。最後は右側の沢に下ってしまっても特に問題はない。窪地にくだり後は沢に沿った長い緩い尾根を柳沢の曲がる地点まで歩く.尾根の突端で沢へ降りていると,古い踏み跡が尾根に向って登っているのが確認できた。柳沢の右岸に降り沢沿いに林道分岐まで戻り,沢にかっかった枯木とH鋼の橋を4つんばいで渡り左岸に出る。
後は柳沢林道をひたすら1時間歩いて西の湖へ向う道に出て左折,これから西の湖へ向う数人とすれ違い,西の湖入り口のバス停に出た。バス停には2人先客がバスを待っていた。パンを食べながらバスを待った.やってきたバスにのりうつらうつらして小田代ゲ原を抜けて赤沼茶屋に戻った。赤沼茶屋の駐車場には未だいくらか空きがあるようだ。支度して,バイクにまたがり,いろは坂下までガスと霧雨の中を走って,無事5時には家に帰り着いた。錫ゲ岳は意外と楽だった。藪もグレードは低い。山部さんと山部ルートを歩いた烏ヶ森さん,Hさんと赤プレートのおかげである。
5:15竜頭の滝山の家→5:20赤沼茶屋5:30→5:55西の湖入り口→7:00柳沢林道渡渉点7:15→8:00柳沢林道終点→9:15,2077m峰→10:15錫ゲ岳山頂10:35→11:30,2077m峰→12:00,1848m峰鞍部→12:30柳沢林道渡渉→13:30西の湖入り口13:35→14:00赤沼茶屋14:10→17:10家

設定テーマ

注目テーマ 一覧

月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
柳沢林道を自転車で走れるか確認したかったので「柳沢林道」で検索しこのブログに着きました。情報ありがとうございます。又、「錫ゲ岳」おもしろく読みました。
見沼のカッパ
2009/06/29 18:14
見沼のカッパさん はじめまして。柳沢林道を自転車で走れるか確認したければ,群馬山岳移動通信の三俣山か宿堂坊山を見るといいですよ。確か途中で崩れていると書いてあったと思います。
ノラ
2009/06/30 20:50

コメントする help

ニックネーム
本 文